Visual Studio Code のv1.69にて、GO TO RECENT DIRECTORY なる機能が追加されているのを発見した。説明文を載せる。
Similar to the run recent command feature, the Terminal: Go to Recent Directory command keeps track of directories that have been visited and allows quick filtering and navigating (cd) to them:
DeepLによる日本語訳を載せる。
「最近のコマンドを実行する機能と同様に、Terminal: Go to Recent Directory コマンドは、アクセスしたことのあるディレクトリを記録し、すばやくフィルタリングして、そのディレクトリに移動(cd)することを可能にします。」
ターミナル内で行き来したディレクトリを記憶してくれる…!なんて便利なんだろうと思い、早速機能を使ってみた。
自分はPowerShellの7.2.5を使ってるが、どうもスペースが入ったディレクトリは上手く動作してくれないみたいだ。Go to Recent Directory
コマンドを実行して移動したいディレクトリを選ぶと、そのままcd
してくれるのだが、スペースが入ったディレクトリを選ぶと、クオートに囲まれないままcd
してしまうため移動できない。
回避策として、ディレクトリを選ぶ際にalt
キーを押すというものがある。それでやってみると、cd C:\user\home
のようにコマンドがターミナルに挿入される。そこから自由にコマンドを編集して、実行してくれということらしい。これを使えば、スペースの入ったディレクトリを選択しても一応問題なく移動はできる。しかしながら、かなり面倒だ。
今のところ、スペースの入ったディレクトリを選択した際に、そのままcd
されるのを回避する策は無いみたいだ。まだ新登場の機能なため、これからブラッシュアップされるのかもしれない。そうでなくても、機能としてとても便利なのでたくさんこれから使おうと思った。
感想でした。