PPP's Blog

雑コード帳

ガラガラのカフェ

土曜日。18時半。お客さんが意外と入ってこない時間なのか、ガラガラの店内を見まわしてニッコリする。最近までプロントに入り浸っていたけど、穴場ともいえる場所を見つけてからは、だいたいここに来るようになった。

天神郵便局前のベローチェ。辺鄙な場所にあるわけでも、小さいわけでもないカフェなのに、人があまりいない。厳密には、この店の広さに対して、お客さんが全然いないという方が正しい。この人数が小さなカフェに流れ込めば、きっと満席にはなりそう。広い、は正義。広いからソーシャルディスタンスを担保できる。

喫煙ブースなる、ドアで仕切られた空間がある。それがもしかしたら人を遠ざける要因になることもあるのかも。日中は満席だから関係なさそうだけど…。

それにしても、これだけ広かったら、掃除が大変そうだなあ。椅子、テーブルを拭くのも一苦労しそう。店じまいのあとに、せっせこ拭いてるんだろうか。コロナ渦になってから、店の中を、ふきんを持って歩き回る店員を何度となく見た。「そこ、だれも座ってなかったよ!」って場所でも機械的に拭く。これこそAIに奪われてほしい仕事ナンバーワンだと感じた。カフェで働く店員さんの中に、椅子・テーブルを拭きたくて応募したってひとは居そうに無いし。

穴場とは書いたが、別に隠れた場所にあるわけではないカフェ、それなのに人が少ない状況なのは、きっと天神ビッグバンが影響しているんだろう。新しいビル群がすべて完成して、以前の天神みたいな活気が戻ったら、恐らく、連日遅くまで人で賑わうんじゃなかろうか。それはそれでカフェ難民になっちゃうから嫌だけど、それによって新しいカフェ需要が生まれて、色んなところにカフェがオープンするならそれでいい。どっちかというと、それを望んでいる自分がいる。